

秋田県立大学の研究室紹介【地域ビジネス革新プロジェクト】生物資源科学部*アグリビジネス学科
この研究室は、地域ビジネスの検討を中心に、農業・農村の将来像と活性化について探求することを目的としています。当プロジェクトでは、農業における6次産業化、環境や持続性に配慮した農業、農と食をつなぐビジネス、地域活性化、グリーン・ツーリズムなどを学びながら、新しい農村社会を展望することを目標としています。
PR ポイントは、学生自身の興味ある分野を掘り下げて研究を行えることです。農業のほかに、農産物の販売・流通・加工、農業を活用した余暇活動、地域活性化についての研究も行っています。農業へのアプローチは生産面だけではありません。農業全体を見る視野を養えます。
地域ビジネスとは
この研究室では、地域に根ざし食や農に関わるビジネスを地域ビジネスと呼んでいます。地域ビジネスとして、農業の6次産業化、農商工連携、持続的農業、新たな農産物流通、グリーン・ツーリズム(農家民宿、農家レストラン、直売所など)、地域活性化などを対象に研究を行っています。

プロジェクトが取り組むテーマ
・農業の持続的な発展とビジネスのあり方
・流通革新による地域ビジネスの発展
・農村の地域住民と社会を活性化させるビジネスのあり方
学生が取り組んでいる研究テーマ例
・農家と地域住民との関係性
・有機農業の普及に必要なこと
・秋田の農産物をインターネット販売することの意義
研究室の先生の紹介
重岡 徹(しげおか てつし)先生
◆研究内容
定住・非定住、農家・非農家などの相違を超えた多様なライフスタイル(暮らし方)を農村で実現できるようにするための地域づくり手法について検討しています。
◆研究キーワード
鳥獣害 住民参加 住民自治 自主防災 農村計画 農村社会
◆専門分野
農村社会学 農村計画論
◆指導できる学生自主研究の内容
農村地域のふるさと資源を活かした地域づくりに関するテーマ
◆重岡先生の詳しい研究情報はこちら➡https://researchmap.jp/shi666
酒井 徹(さかい とおる)先生
◆研究内容
農産物の安全性や品質を高めるためには何が必要かという問題意識から、国内外の食品安全政策や農業環境政策、有機農業の研究をしています。
◆研究キーワード
有機食品流通 有機農業 農村物流通 持続的農業
◆専門分野
農業経済学(持続的農業の展開過程、有機農業・有機農産物流通、農業環境政策、食品安全政策)
◆指導できる学生自主研究の内容
持続的農業、有機農産物流通、食品安全・品質問題、農業環境問題など
◆酒井先生の詳しい研究情報はこちら➡https://researchmap.jp/sakai_toru
林 芙俊(はやし ふとし)先生
◆研究内容
野菜や果樹の産地で農家の組織が果たす役割について研究しています。農産物のよりよいマーケティング活動をおこなうために、農家や農協など関係する主体がそれぞれどのような役割を果たすのか、スーパーなどの要求にどのように応えていけば良いのか、フィールド調査をもとに明らかにしていきます。
◆研究キーワード
市場流通 青果物流通 農業協同組合 農産物流通
◆専門分野
農業経済学(青果物流通、農業マーケティング、農業協同組合)
◆指導できる学生自主研究の内容
農業経営の6次産業化、農産物のマーケティングについて
◆林先生の詳しい研究情報はこちら➡https://researchmap.jp/hayashifu
身につくスキル
・現代の農業や農村の置かれた状況を認識するための知識・調査手法
・農産物流通システムを理解し分析するための知識・理論
・農家・農協や企業によるマーケティング、6次産業化に関する分析手法
・ものごとを構造的・論理的に考え、文章を書く力
・文章を読み、書く力
・社会で必要となるコミュニケーション力

過去の先輩方の就職先
JA・農業関連企業
農業協同組合(JA)、(株)アグリサポート湖東、(株)大潟村あきたこまち生産者協会 など
卸・小売業
いとく、コープあきた、ナイス、テラタ など
製造業
公務員
秋田県庁、大潟村役場 など
農業生産法人
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- 秋田県秋田市下新城中野字街道端西241-438
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- 018-872-1500